空冷？それとも水冷？

2021/11/05(金)

時代は令和になりました。

少し前の話になりますが、日本政府が将来的にガソリンエンジンなどの内燃機関を自動車の原動機として利用するのを廃止しましょう‥ 、みたいな話をしてました。

内燃機関の自動車や単車が好きな人で、ついにこの日が来たか！と思ったのは私だけではないはずです。排ガス規制の動きは昔からありました。しかし一部とはいえ内燃機関そのものの使用禁止は、個人としては寂しいところがあります。

ハイブリッド車の初代プリウス発売が１９９７年。それから２０年以上たった現在、ハイブリッド車と電気自動車は珍しくなくなりました。今や電動自転車から高級スポーツカーまで、原動機に電気モーターが使われる時代です。

ガソリンや軽油を燃やす以上、窒素酸化物ＮＯｘや二酸化炭素ＣＯ２の排出は避けられません。内燃機関の単車に乗るのは年齢的な限界だけでなく、排ガス規制による限界も感じる今日この頃です。

単車を手放し１０年は経ってますが、ときどき中古バイクの情報サイトを覗いています。私が検索しているのは、排気量１２５ｃｃ～２５０ｃｃクラスの空冷単気筒です。買えなくても情報を見るだけで楽しんでます。

人気があり、さらに良い状態を維持している個体には、かなりの値段がつきます。最近は２５０ｃｃクラスの空冷単気筒の価格が上昇気味です。しかも以前よりも地方のタマ数が減って、東京や大阪といった都会に集中していました。

つまり都会のショップが値上がりを見越して、買い集めたと思われます。もう骨董的な価値が出たのかと少しショックでした。時代の流れだから仕方ないですけどね。そのおかげで同じ中古なら、比較的最近の水冷のほうが割安に感じてます。